村井チェアマン、Jゴタゴタ連発で異例“謝罪”の意「本当に残念」

5/12(金) 7:00配信


 ゴールデンウイーク中に起きた一連の不祥事を受け、Jリーグの村井満チェアマン(57)は11日、「楽しいひとときを損ねる言動、行為があったことは本当に残念」と異例の“謝罪”の意を表明した。

 国際サッカー連盟(FIFA)総会に出席するため、バーレーンに出張中の村井チェアマンはインターネット中継を通じ、J1第7節のC大阪-G大阪でG大阪サポーターがナチス親衛隊のマーク(SS旗)に酷似した旗を振った行為を差別的とし、G大阪にけん責と制裁金200万円を科す処分を発表した。

 また、浦和DF森脇良太(31)が鹿島の選手に「くせえんだよ」と侮蔑発言を行った件について「両クラブ、ファン・サポーターや関係者に不快な思いをさせたのは事実。しっかり反省してほしい」と遺憾の意を表明。徳島DF馬渡和彰(25)がボールボーイに乱暴し退場処分となった問題と合わせ、「改善していきたい」と決意を語った。

 選手に対する懲罰は規律委員会の案件でチェアマンは不介入が原則だが、度重なるトラブルに“緊急声明”を発表した形だ。
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「楽しいひとときを損ねる言動、行為があったことは本当に残念」と異例の“謝罪”の意を表明した、とありますが一番の問題は【人種差別】をあやふやに誤魔化し、隠ぺいした日本サッカー界に蔓延する腐りきった体質ではないでしょうか。

「埼玉スタジアムのゴール裏に陣取る熱烈な浦和サポーターだった」チェアマンですから、愛する浦和の不祥事を全力で揉み消したのでしょう。

チェアマンの規律委員会への介入は禁止なのは当然ですが、「ジャパニーズオンリー」の件で人種差別の前科がある浦和はリーチ状態であり、次の人種差別発覚時は降格も視野に入る状態でしたので、人種差別ではなくあくまで「侮辱行為」で丸く収めるよう全力を注ぎました。

そうでなければ本当の該当者であるレオ・シルバ本人にも聴取すべきですし、あまりにも聞き取り調査の体が不自然ですよね。
本当の事がバレては困るような印象を受けます。

日本では人種差別を侮辱行為という名目に変換し、やり過ごす前例(逃げ道)を公に認めてしまったという事です。
【暴言騒動の森脇処分は灰色決着で良かったのか?】
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【【セルジオ越後】森脇の“侮辱的発言”問題で、僕が一番問題視しているのは…】

これだけ多くのコメントが出るほど、あまりにも不十分で納得のいかない処分でした。
日本サッカー史に残る歴史的な汚点でしょう。

早くサッカー先進国と言われる日が来ることを事を祈っています。



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