theWORLD(ザ・ワールド) 3月31日(木)19時40分配信
日本代表でも共闘した柴崎岳と宇佐美貴史 photo/Getty Images
鹿島アントラーズは先日、ツイッター公式アカウントのフォロワーが10万人を突破したことを祝し、選手とファンが交流できるツイッターチャットを実施。10という数字にちなみ、今季から10番を背負うMF柴崎岳が登場した。その様子を29日、鹿島公式ツイッターが動画で公開している。
鹿島には今冬、清水エスパルスから世代別日本代表でも活躍するGK櫛引政敏が加入した。同選手と中学生時代から高校卒業まで青森山田でチームメイトだった柴崎は、ファンから「櫛引選手が鹿島に移籍することが決まったのを知った時どんな気持ちでしたか」と質問が寄せられると、 「嬉しかったです。今は一緒に練習していると懐かしい感じです」と回答した。
学生時代のチームメイトと再び同じチームで戦えることを喜んだ柴崎だが、同世代の戦友であり、昨年は日本代表でも共にピッチに立ったガンバ大阪FW宇佐美貴史との仲を聞かれると、「小さい頃から知っていますが、仲が良いと思った事はありません」と無表情で話して笑いを誘っている。
柴崎が所属する鹿島は次節、4月2日に敵地で川崎フロンターレと対戦する。インターナショナルウィークに開催されたヤマザキナビスコカップ2試合では、柴崎はいずれの試合も先発出場しながら本来のパフォーマンスを発揮できず、クラブを勝利に導くことはできなかったが、首位に立つ川崎との対戦は序盤戦の大一番。昨年は得点に絡む活躍をした等々力陸上競技場での大一番で、柴崎がどうのようなパフォーマンスを披露するか注目だ。
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この記事はジョークのつもりで書いたのか、それとも悪意があって読者を誤解させたいのか…。
ある程度サッカー通の方ならば、誰も柴崎と宇佐美が不仲ではないことは周知の事実でありますが、表面しか知らない方には誤解を招きかねないですよね。
西の宇佐美、東の柴崎と言われ各年代の代表でも苦楽を共にしてきた2人です。強固な信頼関係があっての発言でしょう。
しかし柴崎のこのコメントには、実に「柴崎らしい」意思が見え隠れします。
それは「友達はいらない」タイプの人間であるということです。
柴崎は研究熱心で負けず嫌い、向上心の塊であり、エピソードはたくさんあります。
青森山田中時代、チームで一番上手くなると目標を見失ってしまい、テンション(向上心)にかげりが出ます。それをも見た青森山田高の監督が柴崎を高校生に混ぜてトレーニングをさせた所、自分より上手く・強い選手に目を輝かせていたという話しです。
そして高校入学と同時に1年生ながら背番号10を継承します。
遠征の移動のバスの中では、自ら監督の隣に座り自分達の試合のVTRを見ながら、監督にプレーの選択肢を伺ったり、悪いプレーを探していたそうです。
青森山田中で全国大会準優勝した際は、悔しくて表彰式には出ず、スタジアムの端っこに隠れて泣いていたというエピソードを聞いたことがあります。
そして高校でも全国準優勝…。さすがに監督に目の一番の捕まって表彰式には出席したそうですが、メダルは数秒で外したとか…。銀メダルには興味は無いそうです。
そんな柴崎にとって仲良し小好しな【友達】は不要なんです。
必要なのは同じ目標に向かって戦える【仲間】だけなのです。
だから「仲が良いと思った事はありません」と答えたのでしょう。言い換えれば「彼は友人ではありません、仲間です」と言ったところでしょうか。
代表から少し距離が開いてしまった柴崎だが、彼は立ち止まることを知らない男です。
毎日小さな鍛錬を積み重ね、少しずつでも前進しています。
いつの日か再び日本代表に戻り、世界を驚かして欲しい!!
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